トイレトレーニングのやり直し方|成犬になってからでも間に合う方法

「子犬の頃はちゃんとできていたのに、最近やたら粗相する…」 「引っ越したらトイレを覚え直しになってしまった」
愛犬のトイレトレーニング、一度成功しても何かのきっかけでまた振り出しに戻ってしまうことってあるんですよね。そんなときに必要なのが「やり直し」のトレーニングです。
今回は、トイレトレーニングをやり直すときに押さえておきたいポイントと、すずパパがすずの子犬期に苦労した(そして抜け出した)リアルな話をまとめます。
成犬でもトイレトレーニングはやり直せる
「もう大人なんだから無理かな…」と諦める必要はありません。犬はいくつになっても学習できる動物です。
ただし、子犬期と違うのは「すでに別の習慣が身についている」こと。だから一から教えるより、今ある『間違った習慣』を上書きする意識が大事になります。焦らず、淡々と、地道に。これがやり直しの基本姿勢です。
なぜ”トイレを失敗するようになる”のか
やり直しに入る前に、まず原因を考えてみるとアプローチが見えてきます。よくあるパターンは次のような感じです。
- 環境の変化:引っ越し、模様替え、新しい家族の追加など
- トイレの場所が気に入らない:人通りが多い、暗い、寒い、近くにごはん皿があるなど
- トイレシーツが汚れている:きれい好きな子は汚れたシーツを避けることも
- 病気のサイン:頻尿、下痢、膀胱炎など、体調が原因のことも
- 不安・ストレス:留守番が長い、雷の音が怖いなど
「しつけの問題」と決めつける前に、まずは病気の可能性を除外しておくのが大事です。気になる症状があれば動物病院で診てもらいましょう。
やり直しの4ステップ
ステップ1:トイレの環境を見直す
- トイレシーツは1日複数回交換する
- 場所が静かで落ち着けるところか確認する
- ごはん・水・寝床から少し離れた位置に置く
- サイズが小さすぎないか(柴犬なら大きめのトレーがおすすめ)
ステップ2:行動範囲を一時的に狭める
成功率を上げるために、最初の数日は行動範囲をサークル・ケージ内に絞るのが有効です。広い空間を自由に動けると、間違った場所でする選択肢が増えてしまうので、まずは「ここでしかできない」状況を作ります。
ステップ3:成功したら必ずほめる
シーツの上で成功したら、その瞬間に大げさなくらいほめておやつを渡します。「ここでするといいことが起きる」という記憶を作ることが、トイレトレーニングの一番の近道です。
ステップ4:失敗を叱らない
これが一番大事かもしれません。失敗の現場を見て「ダメでしょ!」と叱ると、犬は「排泄そのものが悪いこと」と誤解して、隠れてするようになってしまうことがあります。失敗は黙って片付ける——これがゴールへの最短ルートです。
やってはいけないこと
- 粗相した場所に鼻をこすりつける:恐怖を与えるだけで、学習にはつながりません
- 長時間トイレを我慢させる:膀胱炎の原因にもなります
- 失敗を叱る・叩く:信頼関係を損なう逆効果な行為
- シーツを汚れたまま放置する:きれい好きな犬ほど避けるようになります
すずの場合——シーツを破って遊んでいた子犬期
すずも子犬期、トイレトレーニングではかなり苦労しました。具体的にどんな失敗があったかというと、
- トイレシーツの上ではなく、違う場所でしてしまう
- トイレシーツをビリビリに破ってしまう
この2つが特に多くて、「なんでシーツの上でしてくれないの…?」「またシーツが綿みたいになってる…」と、頭を抱えた日々が続きました。今思えば、子犬期のすずにとって、トイレシーツは”新しい遊び道具”でもあったのかもしれません。
効いたのは「成功体験を増やす」と「嫌な匂いスプレー」
色々試した結果、わが家でうまくいったのは大きく分けて2つの方法でした。
① 成功体験をとにかく増やして、その都度ほめる
トイレのタイミングを見計らってシーツに連れていき、シーツの上で成功したら全力でほめて、おやつをあげる——これをひたすら繰り返しました。最初はたまたまの成功でしたが、回数を重ねるうちに「ここでするといいことが起きる」と少しずつ理解してくれるようになりました。
② 粗相した場所には嫌な匂いのスプレーをかける
決まった場所で何度か粗相してしまう問題には、市販の「ペット用しつけスプレー(犬が嫌がる匂いのもの)」を使いました。粗相した場所にスプレーしておくと、すずがその場所を避けるようになり、何回か繰り返すうちにその場所ではしなくなったんです。
この組み合わせ——「正解の場所でできたら大喜び」+「失敗しがちな場所は不快な場所にする」——が、すずにはかなり効きました。
今は完全にクリア
成犬になった今は、トイレに関しては問題ナシ。トイレの場所もきちんと覚えていて、シーツの上で済ませてくれるようになりました🐾
振り返ると、叱らずに正解を増やしていく方が、犬にとっても飼い主にとっても気持ちのいい道のりだったなと思います。失敗の現場を見るとつい声が出ちゃいそうになるんですが、グッとこらえて、次の成功をどう作るかに頭を切り替える。これがすずから教わった大事な姿勢でした。
まとめ
トイレトレーニングは、子犬期も成犬になってからのやり直しも、基本は同じです。環境を整える・成功体験を積ませる・失敗は叱らない。この3つを淡々と続けることで、必ず変わっていきます。
「ぜんぜん覚えてくれない」と感じる日もあると思いますが、犬は飼い主の根気をちゃんと見ています。焦らず、一歩ずつ。次回はクレートトレーニングについて、すずがハウスを”安心の場所”として受け入れるまでのお話をお伝えします。
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